無料で使えるおすすめMP3コンバーター12選【2025年版】
デジタル時代の今、信頼できる無料MP3コンバーターを1つは持っておきたいものです。ポッドキャストを別用途に活用したり、動画から音声を抽出したり、音楽ファイルを整理したりと、音声の変換作業は意外と身近です。 このガイドでは、ブラウザ上で使えるオンライン型コンバーターから、パワフルなデスクトップ用ソフト、さらにはスマホでも使える便利なアプリまで、2025年におすすめの変換ソリューションを一挙に紹介します。
パート1:2025年・PC・Mac向け|無料MP3コンバーターおすすめソフト
デスクトップ用のコンバーターは、高速な処理、オフラインでの使用、そして高度な編集機能を兼ね備えています。プロユーザーや音質にこだわる方に最適なこれらのMP3変換ソフトは、シンプルなMP3書き出しはもちろん、イコライザーやタグ編集付きの一括変換にも対応しています。
1. HitPaw Univd
HitPaw Univdは、MP3変換に加え、動画や音声の編集も可能なオールインワンの変換ソフトです。対応フォーマットは1,000種類以上で、動画や音声からの変換に幅広く対応。内蔵の編集機能を使えば、変換前に音声のトリミングやクロップ、音質強化も行えます。さらに、ハードウェア加速により、最新のPC環境で非常に高速な変換処理が可能です。
この強力なツールを使用して、mp3変換する方法をチェックしてみてください。
手順01まず、ダウンロードボタンをクリックして、ソフトウェアを安全にダウンロードします。インストール後、PC上でHitPaw Univdを起動します。
手順02「コンバーター」タブの下の、「ファイルを添付」をクリックし、変換したいMP3ファイルをインポートします。
手順03ここで、「mp3‐ソースと同じ」の隣にあるドロップダウン矢印をクリックします。ポップアップ・ウィンドウで、「オーディオ」タブの下のmp3フォーマットを選択します。
手順04右上のハードウェア・アクセラレーションを有効にすると、変換速度を向上させることができます。
手順05mp3変換処理が完了したら、「変換済み」タブで変換された動画にアクセスして、保存先を指定してファイルを保存します。
利点
- 1,000種類以上の動画・音声形式から音声を変換可能
- トリミングなどの音声編集機能を内蔵
- ハードウェア加速により高速な変換を実現
- カスタムプリセット付きの一括処理に対応
- 専門知識がなくても扱える直感的なユーザーインターフェース
欠点
- 無料版では出力が3分までに制限されている
- 長時間の変換では透かし(ウォーターマーク)が入る
- 定期的なアップデート確認が必要
- 高度なイコライザープリセットが用意されていない
- 現時点でLinuxには対応していない
2. VLC Free MP3 Converter
VLCメディアプレイヤーは、再生機能にとどまらず、高機能なコンバーターモジュールも備えています。動画や音声ファイルをMP3、WAV、FLACなどの形式に変換して書き出すことが可能です。さらに、マルチメディアファイルから音声を抽出する機能や、コマンドラインによるスクリプト処理にも対応しており、柔軟な変換が行えるソフトです。

欠点のアイコン
- プラグインなしでほぼすべてのメディア形式を変換可能
- 動画ファイルから音声トラックを簡単に抽出できる
- 完全無料かつオープンソースのソフト
- Windows、Mac、Linuxに対応したクロスプラットフォーム対応
- コマンドライン操作による自動化にも対応
欠点
- 変換用のインターフェースが初見ではわかりづらい
- GUI上での一括処理機能が限定的
- メタデータ編集機能は内蔵されていない
- すぐに使えるプリセットが用意されていない
- 音声と映像のズレが発生することがある
3. Audacity Free MP3 Converter
Audacityは、有名なオープンソースの音声編集・録音ソフトです。エクスポート機能ではLAMEエンコーダーを使ってMP3形式への変換に対応しています。波形編集、ノイズ除去、マルチトラック編集など多彩な機能を備えており、単なるMP3音声変換ソフトにとどまらない本格的な編集ツールです。

利点
- プロ品質の波形編集ツールを標準搭載
- ノイズ除去や音声修復用のフィルターを搭載
- マルチトラックでのミキシングやマスタリングに対応
- プラグインで機能を大幅に拡張可能
- クロスプラットフォーム対応で完全無料
欠点
- 初心者には習得までに時間がかかる
- MP3での変換にはLAMEの手動インストールが必要
- 他のソフトと比べてUIがやや古く感じる
- 一部のエフェクトはリアルタイムプレビューに対応していない
- 標準状態では一括変換の機能が制限されている
4. HandBrake Convert MP3 Free
HandBrakeは動画用のトランスコーダーとして有名ですが、音声抽出モードも備えています。出力形式はMP3やAACなどに対応しており、変換が可能です。高度なキュー管理、チャプターマーカー、フィルター機能も搭載されており、音声と動画の両方に対応できる多機能なMP3形式変換コンバーターとして活用できます。

利点
- 複数ファイルを効率的に処理できる強力なキューシステム
- 一般的なデバイスや形式に対応したプリセットを搭載
- 元ファイルのチャプターマーカーに対応
- インターレース解除や各種フィルターを内蔵
- オープンソースで活発に開発が続けられている
欠点
- 基本的には動画の変換用に設計されている
- 音声専用のインターフェースはやや扱いにくい
- 音声のカスタマイズ項目が少ない
- メタデータタグの編集機能は搭載されていない
- カスタムプリセットの設定には慣れが必要
5. FFmpegX MP3 Converter Free
FFmpegXは、FFmpegライブラリをベースにしたMac専用のフロントエンドで、変換処理をGUIで行えるソフトです。ほぼすべての音声コーデックに対応しており、ビットレートやサンプリングレート、各種フィルターの調整も可能です。MP3への音声変換を柔軟に行いたい上級ユーザーにとって、非常に高い自由度を持つ無料のコンバーターソリューションです。

利点
- FFmpegが持つ豊富なコーデック機能をすべて利用可能
- 繰り返し使う処理はカスタムコマンドプリセットで効率化
- GUIによりスクリプト操作を視覚的に簡略化
- 高度なフィルターや変換機能にも対応
- Macユーザー向けの無料かつオープンソースソフト
欠点
- Mac専用で、WindowsやLinuxには非対応
- UIが初心者にはとっつきにくく感じられる
- FFmpegのパラメータに関する基本的な理解が必要
- 古いmacOS環境では動作が不安定になることがある
- ファイルのタグ付け機能は内蔵されていない
パート2:2025年におすすめの無料オンラインMP3コンバーター
インストール不要ですぐに使えるオンラインコンバーターは、ちょっとした変換や外出先での作業にぴったりです。MP3をMP4に変換したいときや、ビットレートの変更など、さまざまな用途に対応してくれます。ここでは、操作もかんたんで快適に使えるおすすめのオンライン型音声変換ツールをご紹介します。
1. HitPaw オンライン音声コンバーター
HitPaw オンライン音声コンバーターは、シンプルで使いやすいインターフェースが魅力の変換ツールです。複数ファイルの一括変換やプリセット機能に対応しており、サンプリングレートやビットレートの調整も自由自在。MP3、WAV、FLACなどの形式に変換できます。音質もそのままで変換できるため、初心者からプロまで幅広く活用できます。ドラッグ&ドロップ対応で、音声の変換が数秒で完了するのもポイントです。

利点
- 複数の音声形式に対応したシンプルなインターフェース
- 一括変換に対応しており、大量の音声ファイルも効率的に処理可能
- ビットレートやサンプルレートをかんたんに調整できる
- ファイルサイズに関係なく高速な処理が可能
- 会員登録なしですぐに使える
欠点
- 基本的な変換以外の編集機能は限定的
- 最大ファイルサイズは100MBまで
- ピーク時には処理が遅くなることがある
- 高度な音量正規化機能がない
- 無料モードでは広告が表示される
2. Online Audio Converter
Online Audio Converterは、300種類以上のファイル形式に対応したシンプルな音声変換ツールです。GoogleドライブやDropboxなどのクラウドストレージから直接ファイルを取り込んで変換できるのが特長です。変換前に音質の設定を調整することもでき、目的に合わせた出力がしやすくなっています。MP3はもちろん、AACなど複雑な形式にも対応しており、柔軟に使える便利なコンバーターです。

利点
- GoogleドライブやDropboxとの連携が可能
- 音質を細かくカスタマイズできる
- ソフトをインストールせずに大量の音声ファイルを変換可能
- 初心者にもやさしいシンプルでわかりやすいインターフェース
- 寄付オプション付きの完全無料サービス
欠点
- ネット環境が不安定だとアップロードに時間がかかる
- トリミングや編集機能は内蔵されていない
- 変換中に広告が表示されて気になることがある
- リアルタイムのストリーミング変換には非対応
- ファイル名の一括変更機能がない
3. FreeConvert MP3 Converter
FreeConvert MP3 Converterは、可変ビットレート(VBR)や固定ビットレート(CBR)、チャンネルの調整といった高度なオプションを備えたMP3コンバーターです。開発者向けにAPIも提供されており、接続はHTTPSで暗号化されているため安心して使えます。高音質の音声が必要なポッドキャスト用にも、容量を抑えた共有用ファイルにも対応できる柔軟な変換ソフトです。

利点
- VBR、CBR、チャンネル設定の調整が可能
- HTTPS接続による安全性とオプションのファイル暗号化機能あり
- 開発者向けAPIで自動変換ワークフローを構築可能
- 登録ユーザーは制限解除でより多くの機能を利用可能
- ドラッグ&ドロップ対応に加え、URLからの取り込みも可能
欠点
- 無料プランでは1日に変換できる時間に制限がある
- 大きなファイルの変換にはアカウント登録が必要
- 無料枠内ではファイルに透かしが入る場合がある
- 複数の変換を同時に行うとキューが遅れることがある
- オフラインで使えるデスクトップ版ソフトは提供されていない
4. CloudConvert MP3 Converter
CloudConvert MP3 Converterは、コーデックの選択、サンプルレートの調整、2段階の正規化など、細かいカスタマイズが可能な高機能コンバーターです。クラウドサービスとの連携やZapierによる自動化にも対応しており、上級ユーザー向けのMP3音声変換ソフトとして特におすすめです。変換履歴のログ管理や、安全なファイル転送も魅力です。

利点
- コーデック設定や音量正規化を細かくカスタマイズ可能
- クラウドストレージとスムーズに連携
- Zapier連携でワークフローの自動化が可能
- RESTful APIによりプログラム経由でのアクセスに対応
- エンドツーエンド暗号化による安全なファイル転送
欠点
- 無料ユーザーは1日25分までの変換に制限されている
- 設定が多く初心者にはやや難しく感じることがある
- ピーク時には変換キューが混雑して待ち時間が発生する場合がある
- トリミングなどの編集機能は内蔵されていない
- APIを利用するにはアカウント登録が必要
パート3:Android・iPhone対応|無料MP3コンバーターアプリ
モバイルでも気軽に音声を変換したいというニーズに応えるのが、スマホ向けMP3コンバーターアプリです。動画から音声を抽出したり、曲のサイズを小さくして保存したり、用途はさまざま。Android向けのおすすめ無料MP3コンバーターから、iPhoneで使える多機能ツールまで、オフライン・クラウド両対応の便利なアプリを厳選して紹介します。
1. MP3 Converter(Audio Converter & Cutter)
MP3 Converterは、MP3、AAC、WAVなどさまざまな音声形式の変換に対応したオールインワン型のモバイルコンバーターアプリです。音声のトリミングや結合も可能で、シンプルなインターフェースにより、ファイルの選択から出力設定、変換までをスムーズに進められます。初心者でも直感的に使える一方で、上級ユーザーにも対応できる機能を備えたバランスのよいアプリです。

利点
- 複数の音声形式をシンプルな設定画面で変換可能
- 音声のカットや結合ツールを内蔵
- 最新のAndroid端末では一括変換に対応
- 変換後のファイルはSDカードへ直接保存可能
- 出力ファイルに透かし(ウォーターマーク)が入らない
欠点
- 無料版では広告が表示されることがある
- 長めの動画は変換に時間がかかる場合がある
- クラウドでのインポート・エクスポート機能には非対応
- アイコンが多く、インターフェースがやや煩雑に感じる
- 高度なイコライザー調整機能は搭載されていない
2. Video MP3 Converter
Video MP3 Converterは、動画ファイルから音声トラックを抽出してMP3形式で保存することに特化したモバイルコンバーターです。ビットレートの選択やID3タグの編集に対応しており、ハードウェア加速によって高速な変換処理が可能です。Android端末で着信音やポッドキャスト用の音声を作成するのに最適なソフトです。

利点
- ハードウェア加速により高速な処理が可能
- ID3タグの編集に対応し、ライブラリ管理がしやすい
- ギャラリーやファイルマネージャーから簡単に動画を取り込み可能
- 変換前にビットレートを調整できる
- 登録なしですべての機能を利用可能
欠点
- 画面の切り替え時に広告が表示されることがある
- 一部の端末ではエクスポート時にクラッシュする報告あり
- 音声抽出前のトリミング機能がない
- 出力形式はMP3とAACに限定されている
- クラウドストレージとの連携機能がない
3. MP3 Converter - Audio Extractor
このiOS専用アプリは、MP4やWAVなどのさまざまな入力形式に対応しており、MP3への変換時には音質もカスタマイズ可能です。MP3 Converter - Audio Extractorは、iCloud Driveと連携できるほか、内蔵プレイヤーで変換結果をエクスポート前にプレビューすることもできます。iPhoneで使える無料のMP3音声コンバーターを探している方にとって、非常に優れた選択肢です。

利点
- iCloud Driveやファイルアプリと連携可能
- 保存や共有の前に音声をプレビューできる
- 複数の動画・音声形式に対応
- iOSらしい洗練された直感的なインターフェース
- 基本機能は無料で利用でき プレミアムフィルターはオプションで追加可能
欠点
- プレミアムフィルターの利用には買い切り課金が必要
- 無料版では一括変換に対応していない
- 長時間のファイル変換にはプレミアムアップグレードが必要
- 内蔵の音声編集ツールは限定的
- iOSアップデート時にエクスポートエラーが発生することがある
まとめ
オンラインで使える無料MP3コンバーター、デスクトップ向けの高機能なMP3形式変換ソフト、あるいはAndroidやiPhoneで使えるアプリなど、2025年にはあらゆるニーズに応える無料ツールがそろっています。
HitPaw UnivdやCloudConvertのように手軽なブラウザ変換から、AudacityやFFmpegXのような本格的なオフライン編集、さらにはスマホでサクッと使えるモバイルアプリまで、音声変換はこれまでになく簡単で身近なものになりました。すべて無料で利用できるのも大きな魅力です。自分の用途に合った方法を選んで、今日から音声の変換をもっとスムーズに始めましょう。
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松井祐介
編集長
フリーランスとして5年以上働いています。新しいことや最新の知識を見つけたときは、いつも感動します。人生は無限だと思いますが、私はその無限を知りません。
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