動画の再生速度を変更する方法(iPhone|Android|PC全対応)
動画を見ていると「この料理動画、手元が速すぎて追いつけない」「長い講義動画を、もう少し速く見たい」と感じたことはありませんか?
じつは、動画の再生速度を変更する方法は、iPhoneにもAndroidにもパソコンにも用意されています。しかも、多くは無料のアプリで試せます。
この記事では、動画の再生速度を変更する方法を、iPhone・Android・PCの順に、動画編集が初めての方にも分かるように解説します。見るときだけ速さを変えたい方も、スローにした動画を保存したい方も、自分に合う方法が見つかります。
動画の再生速度を変更する方法のまとめ
最初に、この記事で紹介する方法を一覧にしました。動画の再生速度を変更する方法は、大きく「見るときだけ速さを変える方法」と「速さを変えた動画を保存する方法」の2種類に分かれます。SNSに投稿したり、人に送ったりしたいなら、保存できる方法を選んでください。
| 名前 | 対応機能(倍数やスロー) | 無料で使えるか | 対応画質 |
|---|---|---|---|
| Googleフォト(Android/ iPhone) | 1/4倍・1/2倍・2倍・4倍、保存できる | 無料 | 元の動画の画質がベース |
| YouTubeアプリ iPhone/Android | 0.25倍〜2倍(Premiumは最大4倍)、見るときだけ | 無料 | 元の動画の画質のまま |
| CapCut(Android) | 0.1倍〜100倍、保存できる | 基本無料(一部の機能は有料) | 最大4K |
| HitPaw VikPea(PC) | AIのフレーム補間で2倍・4倍のなめらかなスロー、保存できる | 無料版はプレビューのみ(書き出しは有料) | 最大8K |
| iMovie(Mac) | スロー(初期設定は半分の速さ)・倍速(初期設定は2倍)・好きな数値、保存できる | 無料 | 最大4K |
手軽さで選ぶならスマホのアプリ、スローの仕上がりにこだわるならPCのHitPaw VikPeaが向いています。それぞれの手順を、次から順に見ていきましょう。
iPhoneで動画の再生速度を変更する方法
iPhoneで動画の再生速度を変更するなら、無料の「Googleフォト」と、おなじみの「YouTube」アプリが手軽です。Googleフォトは速さを変えた動画を保存でき、YouTubeは見ている動画の速さをその場で切り替えられます。
方法1:Googleフォトで動画の再生速度を変更する
Googleフォトは、Googleが無料で提供している写真・動画の管理アプリです。App Storeや Google Playストアからダウンロードでき、iPhoneやAndroidで撮った動画の速さを変えて保存できます。選べる速さは、1/4倍・1/2倍のスローと、2倍・4倍の早送りです。
- 1.Googleフォトを開き、速さを変えたい動画をタップします。
- 2.画面下のスピードメーターのようなアイコンをタップします。
- 3.速さを選びます。遅くするなら「¼x」か「½x」、速くするなら「2x」か「4x」をタップ。速度が決まったら「完了」をタップします。
- 4.画面右下の「コピーを保存」をタップすると、速さを変えた動画が新しく保存されます。元の動画はそのまま残るので、失敗しても安心です。
両端のバーを動かすと、動画の一部分だけ速さを変えることもできます。
方法2:YouTubeアプリで動画の再生速度を変更する
YouTubeの動画を見ながら速さを変えたいなら、アプリの設定から切り替えられます。動画そのものを保存する方法ではありませんが、操作はいちばん簡単です。
ここではiPhoneでの操作方法を紹介します。
- 1.見たい動画を開きます。
- 2.動画の画面をタップし、歯車の形をした設定アイコンをタップします。
- 3.「再生速度」をタップします。
- 4.0.25倍〜2倍の中から、好きな速さを選びます。
また、動画の画面を長押ししているあいだは、2倍速で再生されます。指を離すと、元の速さに戻ります。
Androidで動画の再生速度を変更する方法
Androidでも、動画の再生速度を変更する方法はiPhoneとほとんど同じ考え方です。
ここでは、スマホに保存した動画の速さを変えて残すのに最適な「CapCut」と、YouTubeの動画を見るときに使う「YouTube」アプリを紹介します。
方法1:CapCutで動画の再生速度を変更する
画像引用元:CapCut(Google Playストア)
CapCutは、スマホで使える人気の動画編集アプリです。Google Playから無料でダウンロードでき、0.1倍のスローから100倍の早送りまで、細かく調整できます。
- 1.CapCutを開き、「プロジェクト」をタップして、速さを変えたい動画を選びます。
タイムラインの動画を下のメニューから「編集→「速度」の順にタップします。
- 2.「通常」を選ぶと、動画全体の速さをスライダーで変えられます。
- 3.速度調整バーで速度を変更します。0.1xから100xまで細かく設定が可能です。設定が終わったら画面右下のレ点をタップして決定します。
- 4.画面右上の「エクスポート」をタップすると編集動画が保存されます。
方法2:YouTubeアプリで動画の再生速度を変更する
AndroidのYouTubeアプリも、iPhoneと同じ手順で再生速度を変更できます。
- 1.見たい動画を開きます。
- 2.動画の画面をタップし、歯車の形をした設定アイコンをタップします。
- 3.「再生速度」をタップし、好きな速さを選びます。
- 4.速度を設定すると、動画がその速度で再生されます。
なお、この機能はAndroid 5.0以降で使えます。YouTube Premiumに登録していると、最大4倍速まで選べます。
PCで動画の再生速度を変更する方法
パソコンなら、スマホよりも大きな画面で、細かく仕上がりを確かめながら作業できます。ここでは、なめらかなスロー映像を作れる「HitPaw VikPea」と、Macに無料で用意されている「iMovie」を紹介します。
「一番おすすめ」HitPaw VikPeaで動画の再生速度を変更する
HitPaw VikPeaは、Windows/Macに対応したAI動画高画質化ソフトで、最大8Kまでのアップスケーリングに対応しています。
特に便利なのがAIの「フレーム補間」を活用したスローモーションです。通常のソフトではコマ不足でカクつきやすいスロー映像も、AIが不足フレームを自然に補完することで、2倍・4倍でも極めて滑らかな映像に仕上げられます。
- 自在なスロー編集: 動画全体はもちろん、ハイライト部分だけをピンポイントでスロー化可能。
- 最大8K出力: 高解像度を保ったまま書き出せるため、大画面やSNSでも鮮明。
- 直感的な操作: 動画を追加してAIモデルを選ぶだけ。プレビューで確認しながら手軽に作業可能。
無料版でもプレビューや書き出しを試すことができます(出力動画にはウォーターマークが入ります)。透かしなしで書き出すには有料プランが必要です。
ステップ1. HitPaw VikPeaを開く
コンピューターでHitPaw VikPeaを起動し、メインインターフェースを開きます。左側のパネルから「AIツールボックス」を選択し、「動画フレーム補間」を選択してスローモーションツールにアクセスします。
ステップ2. 動画をインポートする
インポートオプションをクリックし、遅くしたい動画を選択します。スマートフォン、カメラ、スポーツ録画、旅行動画、ダンスクリップ、ゲームプレイ、その他のソースからのフッテージを使用できます。
ステップ3. スローモーションモデルを選択する
動画をインポートした後、スローモーションモデルを選択します。このモデルはAIフレーム補間を使用して元のフレームを分析し、スロー再生中のより滑らかな動きのために追加のフレームを作成します。
ステップ4. スローモーション速度を選択する
プロジェクトに合ったスローモーションレベルを選択します。VikPeaは2倍および4倍のスローモーションをサポートしています。適度なスローダウンには2倍を、より顕著なスローモーション効果が必要な場合は4倍を使用します。
ステップ5. 出力設定を調整する
ニーズに合わせて出力設定を構成します。基本設定で解像度、FPS、形式、出力パスを調整できます。詳細オプションでは、ビットレート、動画エンコード、クロップ、色空間などの設定を調整できる場合があります。
ステップ6. 結果をプレビューする
プレビューオプションを使用して、エクスポート前に処理された動画を確認します。動く被写体を注意深く見て、動きの滑らかさ、詳細、フレーム補間中に作成された不要なアーティファクトを確認します。
ステップ7. スローモーション動画をエクスポートする
結果に満足したら、好みの出力設定を選択してエクスポートをクリックします。VikPeaがフッテージを処理し、完成したスローモーション動画を選択した出力場所に保存します。
方法2:iMovie(Mac版)で動画の再生速度を変更する
画像引用元:iMovie(APP Store)
Macでは、Appleの無料ソフト「iMovie」で動画の再生速度を変更できます。Macに入っていない場合は、App Storeから無料でダウンロードできます。速さを変えた動画をそのまま保存でき、4Kの高画質にも対応しています。
- 1.iMovieを開き、「新規プロジェクトを開始」から「ムービー」を選んでタップ。
- 2.動画を選んだら、画面下の「ムービーを作成」をタップ。
- 3.速度を変えたい動画を追加します。
- 4.「スピードメーター」のマークをタップし、遅くするか速くするかを選びます。設定は、1/8xから最大2倍まで調整が可能です。
- 5.画面左上の「完了」をタップするとプロジェクトとして保存されます。
まとめ
動画の再生速度を変更する方法は、スマホならGoogleフォトやCapCut、YouTubeアプリで手軽に試せます。見るときだけ速さを変えたいならYouTube、速さを変えた動画を保存したいならGoogleフォトやCapCut、MacならiMovieが向いています。
ただ、スマホのアプリでスローにすると、どうしても映像がカクカクしがちです。なめらかで美しいスロー映像を作りたいなら、HitPaw VikPeaがいちばんのおすすめです。AIのフレーム補間で動きを自然につなぎ、最大8Kの高画質で仕上げられます。まずは無料版で、仕上がりの違いを確かめてみてください。
よくある質問
動画の再生速度を変更するときに、よく寄せられる質問をまとめました。内容は2026年10月時点の情報です。
音声も、動画と一緒に速くなったり遅くなったりします。速くすると声が高く、遅くすると声が低く聞こえることがあります。MacのiMovieでは、「ピッチを保持」にチェックを入れると、声の高さを保ったまま速さを変えられます。
1秒あたりの画像(フレーム)の枚数が足りなくなるためです。たとえば1秒30枚の動画を2倍のスローにすると、1秒あたり15枚分の映像を引き伸ばすことになり、動きがぎこちなく見えます。HitPaw VikPeaのようにフレーム補間ができるソフトを使うと、足りない画像をAIが補うので、なめらかなスローに仕上がります。
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